A.様々ありますが、現在は以下の病気に関してのワクチンが開発されています。
うつりやすく、ワクチンの効果が高い割に副作用が少ない病気です。
・ジステンパーウィルス感染症
(呼吸器症状(咳など)・消化器症状(下痢など)・神経症状をおこす病気。致死量が高い。)
・パルボウィルス感染症
(特に子犬で激しい下痢・嘔吐、あるいは突然死を引き起こす病気。致死率が高い。)
・犬パラインフルエンザウィルス感染症
(俗に「犬かぜ」と言われてきたもの。咳・鼻水などの風邪様症状が主。)
・犬伝染性喉頭気管炎
(から咳が長く続くことが多い。パラインフルエンザ等と併せて俗に「ケンネルコフ」と言われることがある。アデノウィルスが原因。)
・犬伝染性肝炎
(
急性の肝炎を起こし、黄疸や嘔吐などがみられる。アデノウィルスが原因。)
この5種は基本となるワクチンで、<コア(核)ワクチン>と呼ばれます。
・レプトスピラ感染症
腎炎や黄疸を起こします。ネズミが運び屋となり、人にもうつります。川や池、田んぼ等の‘淡水’を介して感染することが多く、暖かい地域(四国・沖縄・九州)では多く見られます。2〜3種類のタイプがあります。
効果を高めるための物質と一緒にしたワクチンのため、その分反応が強く出ることも多く、副作用も考えられます
・コロナウィルス感染症
俗に言う「腹風邪」のウィルスで、下痢・嘔吐などが見られます。単独では重症化しないものの、パルボウィルスなどと一緒になると重くなります。 |